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特記なきはすべて新品商品
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2018.2.24 最終確認

Macintosh Classic 、Classic II 
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当店で勝手に命名した「太いタテシマ」の症状。ネット上でもよく見かけます

ADB制御用カスタムICは腐食がひどくほとんどハンダを受け付けません。故障が疑われる以上、あらゆる手段で取り外し、清掃・研磨後に再装着します

向こう側のICソケットに載っているROMもパッケージ上部までもれたコンデンサの電解液が拡散している様子

「Classic、Classic II修理サービス」は、動作不具合を抱えるロジックボードおよびアナログ電源ボードに関する修理サービスです。

自分でコンデンサ交換にチャレンジしたものの、パターンをはがしてしまって作業を中断しているロジックボードも受付けします。

コンデンサ交換だけをご希望の場合は後述の「Macintosh Classic、Classic II コンデンサ交換サービス」をご利用ください。

Classicシリーズ 修理サービス   
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 修理対象のおもな症状

 ■画面が太いタテシマになる ■まったく電源が入らない。

 ■起動できないときがあり不安定

 ■画面が真っくらなまま

 

修理サービスは料金後払いで修理代金には部品代がふくまれます

ほとんどの事例ではコンデンサ液もれが発生しており、かつ、それが大きな故障原因となっているため、当修理サービスの費用には「Macintosh Classic、ClassicII コンデンサ交換サービス」(12,000円)の部分がふくまれています
 

修理納期につきましてはなるべく早く仕上げるよう最善を尽くしますが、複数箇所の故障のケースもありなにぶんにも20年以上も前の機種ですので、時間がかかる場合があります。修理打ち切りの結論を出す場合は最大6ケ月を限度とし、6ケ月で修理できない場合は、いったん修理契約を終了させていただきます。

最終的に修理ができなかった場合は、修理に関する部分の修理費用はいただかず返送となりますが、返送料も当店が負担します。

フロッピードライブやハードディスク自体の不具合は当オークションの修理対象ではありませんが、障害の切り分けを実施し、フロッピーやHDDの入手から、漢字Talkの復旧などをフォローいたします。

Macintosh Classic、Classic II コンデンサ交換サービス
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モノクロ・コンパクトMacの最終モデル Macintosh ClassicII

最大メモリ10MB、拡張不可とはいえ、SE/30と同クロック。

シリアルポート付近の液もれしている電解コンデンサ。部品間隔はゆったりしているようでも、けっこう近接しているので順番を考えながらの交換が必要

ADBポート付近の電解コンデンサはどんなハンダゴても入らないので、左端手前のコイルコアもはずさないと交換作業ができません。写真中央はもれた電解液で足が極度に腐食したADB制御用IC

コンデンサ交換はプロにおまかせを

ここ何年かしまってあったClassicもひさびさに取り出してロジックボードを確認してみると、電解コンデンサのほとんどが液もれし周囲のICを腐食しはじめていて、とくに右の写真のようにADB制御用ICの周辺はこれで大丈夫かなと思うほどひどくなっていることも珍しくありません。ClassicIIでは、電解コンデンサの劣化による直接的な不具合はあまり多く発生しませんが、もれた電解液をそのままにしておくと周囲の部品が正常に動作できなくなったりします。

ClassicIシリーズのロジックボードのコンデンサ交換は、一見簡単そうに見えます。集積化された電子回路によって部品点数がSE/30以前のものに比べると格段に少ないからです。

ところが実際にコンデンサ交換となると、コンデンサの数が多いうえにサイズが小さいためにハンダゴての当てすぎでパターンがはがれやすく、SE/30以前の機種に比べるとほかの部品との間隔もせまくなっており、無理な体勢の作業では樹脂部品を焦がしてしまったり、無関係の部品をはずさないとコテ先が届かないなど、ハンダゴて技術としては難度が高くなっています。

自分でコンデンサ交換にチャレンジしたものの、パターンをはがしてしまって作業を中断しているロジックボードも受付けします。

Classicシリーズ コンデンサ交換  12,000 円
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当交換サービスは料金前払いです。

■ 長期わたって使用できるよう、電解コンデンサのフルセット17新品交換します。

使用する立型アルミ電解コンデンサは調達可能な限り105℃耐熱の長寿命5000時間タイプです。小容量のものは2000時間程度のものを使用)

■ PRAM内蔵電池を新品に交換します。

コンデンサ端子と次のパーツの端子間のパターンが切れている場合は無償にて接続します。

お預かりした時点で正常動作していない場合は、いったん保留とさせていただきます。

本サービスは、電解コンデンサの交換によって何らかの不具合の修理をお約束するものではありません。

コンデンサ交換によってまったく症状の改善がみられない場合でも料金は返金いたしません

預かり時点で正常に動作していない機体は、ご希望により上記「Classic、ClassicII 修理サービス」に切替えて対応させていただくことができます。

Classic、ClassicII のバリエーション

ClassicIIのロジックボードにはROMが2個のものと4個のものの2種類があります。

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Classic ロジック 630-0390-S8/820-0390-03

   ROM1個(40ピン)タイプ

     341-0813

   ICソケット42ピンは1ピン,42ピンが空き

Classic II ロジック 630-0055-B/820-0326-B

   ROM2個(40ピン)タイプ

     U22 = 341-0257

     U23 = 341-0261 (外側)

   ICソケット42ピンは1ピン,42ピンが空き

Classic II ロジック 630-0401-B/820-0401-B

   ROM4個(32ピン)タイプ

     341-0864

     341-0865

     341-0866

     341-0867 (外側)

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Classic用純正メモリ増設カード 820-0405-01

   1MBメモリ実装済み 1MB×2スロット用

   オンボードの1MBとあわせて最大4MB

純正内蔵SCSI用ターミネータ  820-0408-01

 Apple再整備品 ClassicII「FDDのみモデル」に付属

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Classic用アクセラレータ(16MHz)

   APPLIED ENGINEERING TW2325

Classic用アクセラレータ(16MHz)

   Micro Mac technology Performer

Micro Mac technology Performer の裏側

Classic、ClassicII の互換性

ClassicとClassicIIの本体には互換性があります。

Classicの本体(CRT+アナログ電源ボード)にClassicIIのロジックボードをセットすることが可能で、その逆も可能です。

 

ただし、注意すべき点があります。

「CRT+アナログ電源ボード」はセットである

ClassicIIのCRTのヨーク偏向用コネクタは細いタイプが使われており、受け側のアナログ電源ボードのBD1コネクタも細い4ピンになっています。

一方、ClassicのCRTのヨーク偏向用コネクタは、SEおよびSE/30で使われているのと同じ太いヨーク偏向用コネクタが採用された旧型と、ClassicIIと同じ細いタイプの新型の2種類があります。Classicの場合、コネクタが異なる2種類のCRTがあるということは、あるいうことは、アナログ電源ボードも2種類があるということになります。(出荷時のこうした違いは、当時のClassic→ClassicIIアップグレードの事情によるものと考えられます。)

      Classicの旧型CRTに、ClassicIIのアナログ電源ボードは装着できない

      ClassicIIのCRTに、Classic(旧型)のアナログ電源ボードは装着できない

互換性がある故に、中古入手の場合、外装全面パネルを取り替えたり、ロジックボードだけ入れ替えたりしたものは、実際に中を開けてみないと、どちらのコネクタのアナログ電源ボードがそうちゃくされているかわかりませんので、修理の部品取りのための入手はとてもリスクとなります。

ではヨーク偏向用コネクタにあわせて、BD1コネクタを改造したら使えるかという問いに、実際にやってみました。

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Classicのアナログ電源ボード(旧タイプ)630-0395-8

CRTヨーク偏向コネクタ(BD1)がSE/30などと同じ端子径が太いタイプ。(このタイプはオスメスともにすでに生産中止で入手困難)

ClassicII用(630-0525-1)とClassic(新型)は細いタイプのBD1コネクタ(ケーブル側コネクタJST製4P-SVF、基板側ピンRTB-1.5-4P)を使っているため、基板の裏から配線を引き出し、1.5φの真ちゅう釘をピン代わりに特製の2.54mmピッチのコネクタを作りました。

(右ヨコは太いコネクタ使用時の感電防止カバー、右上はホームセンターで買った真ちゅう釘)

このような結果になりました。

画面の左右幅が出ていません

しかし、結果はコネクタを改造しただけではCRT表示される左右の幅がまったく足りず、使い物になりませんでした。(写真上右)

2種類ずつ存在するCRTとアナログ電源ボードは、それぞれセットで使います

フロッピードライブの修理

イジェクト(取り出し)ができない場合

正常に認識し読み書きできるのにイジェクトしようとすると「ウ〜ン、ウ〜ン」と1秒間ほどうなるだけで排出されない場合、フロッピードライブのEJECT用モーターの第一プラスチックギアが「欠け・破損」していることがあります。

「ウ〜ン」とうならずに排出されない場合は、ギア欠けではなく排出モーター(R2DG-31)そのものの修理が必要です。

SE/30のページに修理情報をまとめてあります。(必見)

Classicシリーズ、SE/30用とColor Classicシリーズ用 には互換性があり、そのまま取り替え交換が可能です。

    Classicシリーズ、SE/30用 2HDフロッピー(1.4MB)ドライブ型番 = ソニー製 MP-F75W-01G、MP-F75W-11G、MP-F75W-12G

    Color Classicシリーズ用 2HDフロッピー(1.4MB)ドライブ型番 = ソニー製 MP-F75W-31G

アナログ電源ボードの修理
 +5V 電圧を確保する  〜

Classicシリーズのアナログ電源ボードの多くは、電源生成部分のとくに470uF以上の電解コンデンサが液漏れを起こしています。

アナログ電源ボードのコンデンサ交換はこれを解決するための処置ですが、交換しただけでは+5V、+12Vが十分に確保できないことがあります。

このため+5V出力の電圧および供給電力が不足してロジックボードが正常できなかったり、+12Vから生成されるアナログ回路のCRT制御用の+30V、さらにそこから生成される400V以上の電圧も安定しないケースがあります。

まずは。

 

出力電圧の調整方法

Classicシリーズで一番電圧を測りやすいのはHDDの4P電源コネクタの+12V(オレンジ)と+5V(赤)です。12V側は5V側に連動するので、5Vのほうだけ調整します。

+5Vの端子をテスターで測りながら+5.25Vになるように、軸長のあるロングタイプの+ドライバーで調整します。

調整箇所は、アナログ電源ボードのボリューム 「PP1」です。(写真の黄色枠)

+5V端子を+5.25Vにしておけば、+12V端子はおおむね+11.0Vぐらいになるはずで、こちらのほうは許容範囲が広くなっているので、気にしなくていいです。

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色い点線枠の青いボリューム 「PP1」で+5Vと+12Vを調整

このHDDだけ電源をはずして電源スイッチが入った状態で+5.25Vにしておけば、実際にHDDから起動した際に負荷がかかっても、その電圧以下になります。

(+5.5Vまであげても大丈夫ですが、ここは基準値のプラスマイナス5%におさめておくのが無難です)

【注意】

実際に電源が入った状態のCRTの下部の向こう側に位置するボリューム 「PP1」に、ロングタイプの金属部分がむき出しの+ドライバーを近づけるのはとてもリスクの高い作業です。

ドライバの先端1センチほどを残して、ドライバー軸の金属部分に熱収縮チューブをかぶせて使うと安全に作業できます。

 CRT画面の左右が大きく波打つ場合

水平方向への水平偏向電圧が小さかったり安定していないことによってみられる症状だと思われます。

画像としては、前述の「互換性」の項の右端の写真のような左右に出る「うねり」です。

まずは前項の電圧調整のように、+5Vと+12Vの出力電圧を確認します。

それでもなお波打ちがおさまらない場合は、上の写真の緑色枠のフォトカプラ 「QP1」を交換します。( VISHAY製 CNY17G-3)

 HDDフォーマット時のインターリーブ設定について

Classic、SE、Plus はインターリーブ設定が必要

ClassicやPlus以前の68000マシンでは、CPUやメモリとHDDとのデータのやり取りが遅く、ハードディスクの回転速度にデータ転送速度が追いつかない場合があります。そのために、連続したブロックにまとめてデータを記録せず、ブロックの間隔を少しおいて記録するようにすることで、次のブロックへ移動する時間を稼ぎ、そのあいだに転送を完了しようというのがインターリーブの機能です。

詳細はこちらのページを参照ください。

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