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2019.2.1 最終確認 |
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ハードディスクにも光学ドライブにも対応しているACARD社製 AEC-7720U/UW ACARD社のSCSIDEブリッジ製品は、カタログ上では電気特性的に「ATAPI専用」と「ハードディスク専用」が明確に区別されています。 同社のAEC-7722は、光学ドライブ専用のATAPI規格製品ですが、AEC-7720UとAEC-7720UWだけは、設計が古いことが幸いなのか、ATAPI(CD、MO、ZIP)機器でもハードディスク(IDE)でも使えます。 ACARD製品に関する本サイトの記載事項につきましては、SE/30においてのみ確認した内容ですので、ほかのMac製品、Windows製品には該当しない可能性があります。 |
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AEC-7720UW ACARD社現行モデルのIDE対応製品のなかでは最古参のモデルです。 AEC-7720UWはUltraWide規格で、Ultra SCSI規格のAEC-7720Uに比べて転送速度が2倍、デージーチェーンも15台まで可能です。 某国のDVDの大量複製目的で使われていたためか、中古市場ではUWのほうがたまに見つかるようです。 |
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ACARD製 AEC-7720UW |
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AEC-7720UはSE/30の内蔵SCSIポートの50ピンフラットケーブルがそのまま使えますが、7720UWのほうは68Pin仕様のため50-68ピン変換アダプタが必要です。 当店では、本装置を使ってPowerbookG3で使っていたIDEの内蔵2GBが、以下のように「SCSIの固定ハードディスク」として認識されることを確認しました。 接続方法は、IDE2.5"内蔵2GB(44ピン)を2.5"-3.5"変換で40ピン変換してAEC-7720UWのIDE側につなぎ、SCSI側の68ピンを50-68ピン変換で50ピンに落としてからSE/30の内部SCSIポートに接続です。外付けHDD内の漢字Talkで起動して2GBドライブがマウントされました。 |
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SCSI Probe-NTでハードディスクとして認識 |
フォーマッタソフトでも起動HDDと同じアイコンの表示 |
同ソフトで詳細情報表示。固定ディスクとして認識 |
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同じIDEンターフェース規格のSSDのうち、CFカード-IDE-SCSI変換は本ページの次項にて、またDOM(Disk On Module)を使った場合のDOM(IDE)-SCSI変換テスト結果はこちらです。 |
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コンパクトフラッシュ(CFカード)のディスクモードについて(2018.2.23 追記) CF-IDE変換基板を使って起動ドライブにする場合は、リムーバブルモードの製品では起動しません。 CFカードのディスクモードについては、各製品のPDFデータシートに記載されています。 また、コンパクトフラッシュの規格も随時新しくなっていますので、現行のTrancend社かPQI社の製品でSSD化されることをお薦めします。 |
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本ページ冒頭のように、AEC-7720UWでIDEハードディスクが正常にマウントできることを確認したあと、IDEハードディスクの部分を、PismoやWallstreetの実験でも使用した2枚挿しのCF-IDE変換基板(赤色)に取り替えて、2種類の動作モードが存在するコンパクトフラッシュ(CFカード)で動作に違いがあるかを確認実験します。 SanDisk社 Ultra 2 1GB (リムーバブルモード) PQI社 Hi-Speed100 2GB (固定ディスク True IDEモード) |
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1.SCSI Probe-NTでほとんど認識不能状態。 |
1.SCSI Probe-NTでハードディスクとして認識。 |
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2.フォーマッタソフトでもデバイスの種類が認識できない。 |
2.フォーマッタソフトでもハードディスクとして認識。 |
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3.上の2の状態で再スキャンするとID番号だけは認識されている。 |
3.初期化可能な固定ハードディスクとして認識。 |
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リムーバブルモードの製品では起動やマウントに課題がありそうなため、ここで断念。(リムーバブルでもできる方法があるのかもしれませんが) |
固定ディスクモードなら問題なさそうです。 |
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リムーバブルモードのSDカードやUSBメモリなどを固定ディスクモードに変更することを「flip the removable bit」というそうで、変更ツールや作業方法がネット上にあります。 → こちらのページも参照 |
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第二段階へ |
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手順1. 外付けHDDで起動し、フォーマッタB's Crew2.1の初期化の設定画面でデフォルトのまま「実行」。 |
手順2. このあと「イニシャライズ中にエラー」が連発したため、ここでB's Crew2.1の使用を断念。 |
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手順3. 気をとり直してフォーマッタをフリーのLido7.5.6に変更。直後のスキャン結果です。2GBのCFなので1983MBで認識。 |
手順4. Partition メニューから「50%をMacボリュームとする」を指定して無事マウント。 |
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第三段階へ |
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手順5. CFカードマウント直後にB's Crewでドライブ情報に変化がないことを再度確認。 |
手順6. 起動ドライブの外付けSCSI-HDDのシステムフォルダをMac Volumeにドラッグコピー。 パーティション初期化の際に、ウェアレベリングなども考慮して全領域を使わずに「50%領域指定」したので、ボリュームサイズは1GB。 |
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HDD(RX540)からコピーした漢字Talk7.5.3システムフォルダでCF単独起動してみました。 INITの読み込み途中で停止して起動できない 機能拡張ナシなら起動できるし、英語版System6.0.4でも起動できるのに漢字Talk7.5.3ノーマルでは起動できません。??? 漢字Talk7.5.3で起動できず、変換基板を替えてみる 頭を冷やして、CF-IDE変換カードを、2枚挿し44ピンタイプ(赤色)から1枚挿し40ピンタイプ(緑色)に変更してみると、すんなりCFカード(Mac Volume)から単独起動できました。 変換基板との相性やピン数の問題ではなく、単純にSCSIのコントローラ部分がが、Master/Slebeの2台制御を基本とするIDEに対応せず、SCSIはIDE(Master)と1:1対応ということでした。(当たり前といえば当たり前ですね) |
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ついにCFカード単独で起動に成功。 |
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2014年の「Macintosh Floppy Emu」の登場により、SCSIポートを使わないHDD環境ができたことはよろこばしいことですが、これがいつまでも市場供給されるとは限りません。可能な限りのSCSIへの代替手段を調べておきましょう。 IDEをSCSIに変換するデバイス(ACARD社SCSIDEブリッジや中古SCSI-HDD内の変換基板)が当面は入手でき、産業用制御機器内に使われているIDE互換のDOM(Disk On Module)もしばらくは生産が続くことから、やろうと思えば、新品ACARD社SCSIDEブリッジ+ 新品DOM といった「新品のSCSI環境」も可能です。 本ページでは外付けSCSIケース(IDE変換タイプ)を利用して、ちゃんとしたSSD化の方向性をめざします。
筆者は、CF-SCSI変換やSD-SCSI変換基板などのメディア変換基板の商品については、コントローラの部分でちゃんとウェアレベリング(Wear leveling)をしているのか、各製品の紹介部分において記述がないので信用しておりません。 CF、SD自体はウェアレベリングがない基本的なNANDフラッシュメモリ機能だけですから、書き込みの平均化はコントローラの仕事です。よってACARD社SCSIDEブリッジを使う手法もふくめて、すべて「擬似的にSSDらしく見せているだけ」と判断しております。 別の言い方をすれば「ウェアレベリングのないものはSSDの名に値せずその価値がない」です。DOM(Disk On Module)はSSDのひとつですので、データの保持期間や書き換え寿命などNANDフラッシュ製品固有の性質がありますが、コンパクトでHDDマウンタなども考える必要がなく取り扱いが簡単です。入手についてはこちらを参照。 |
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KingSpec製 4GBB KDM-40VS.004GSS |
PQI製128MB DJ0128M22RF0 |
DJ0128M22RF0 の裏側の5V電源端子 コネクタは1.5mmピッチJST製ZHシリーズ (KingSpec用は2.0mmピッチJST製PHRシリーズ) |
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結果は、変換基板、フォーマッタ、DOMの相性しだい このテストでは、IDEハードディスク搭載タイプの外付けSCSIハードディスク装置からHDDをはずしてかわりにDOMを装着します。 当然、内部のIDE-SCSI変換部分は、100%完全にSCSI動作するわけではありませんし、フォーマッタソフトのほうも本来がSCSI規格用に作られていますがSCSI規格自体も改訂をくり返していますので、本テストで使用したバージョンがどのSCSI規格に対応しているのかよくわかりません。またDOMのほうも固定ディスクモード(True IDE)とはいいながら、あくまでもNANDフラッシュ製品でありIDEハードディスクとは別物ですから、本テストの結果については、変換基板、フォーマッタ、DOMの相性による部分が多分に反映されているとお考えください。
なお各外付けHDDの仕様上のOS対応は DSC-U8.4GTR 漢字Talk7.5以降 DSC-U30GTV/USP 漢字Talk7.5.3以降 LHD-E40SU 漢字Talk7.5.3以降 となっています。 |
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Buffalo製 DSC-U30GTV/USPのIDEハードディスクをはずして代わりにDOMを装着 |
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通常のIDE3.5"HDDの40ピン・メスと4ピン電源コネクタ 40ピン基板側は基板直付け(Logitec製も同じ) 後方の基板SCSI 50"ピンコネクタは着脱可(Logitec製は2段ハーフ50ピンコネクタが基板に直付け) |
DOM装着専用の両端がIDE3.5"HDDの40ピン・ヘッダーコネクタの自作ケーブル(高価なイジェクトレバーつきでなくてもDOMは簡単に着脱可能) 中継用IDC(圧接)リボンケーブル用ヘッダー 上:ヒロセ電機 HIF3BA-40PD-2.54R-MC 下:Wurth Elektronik社 61204025821 (RSオンライン品番823-6654) |
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